荷内思考開発所

ありがちなことばでありがちなことものを考えてみる

広大な人口と肥沃な大地を誇る国

広大な人口と肥沃な大地を誇る国……は日本のことでした。


外国の人とアプリでチャットしてたんですが、日本は強大で強い国だとヨーロッパの人に言われてピンとこなかったんですが、確かに大きくて強い国だということを知る機会がありました。

 

アメリカから買ってばかりいないでそれぞれの国が自分の所で国産のものを内製する流れになったほうが良いよね」と何の気なしに言ったところ、それをできるのは人口規模が大きい一部の国(日本やドイツとか)だけだ、と言われて、自分の国の必需品すら自分の国で内製出来ないことが常識となっている国の事情を知りました。

 

よく、日本の教育や制度は駄目だ、北欧のフィンランドスウェーデンなどから学ぶことがある、と言われますが、そういう国は、産業規模が小さすぎて飛行機車船舶の一つ作ることができないという実情があるのです。

 

日本の比較する外国って中国とアメリカだと思うんですけど、世界のほとんどの国は中国とアメリカではないわけです。ロシアを韓国以下のGDPとバカにする向きはありますが、そもそも韓国もロシアも世界的にはめちゃくちゃ強大で人口が多くて産業も強いトップ群な訳なんですね。赤道から離れたところにあるほとんどの国には日本の地方レベルの人口しかおらず、産業規模も小さいわけなんです。

https://www.jetro.go.jp/invest/investment_environment/whyjapan/ch1.html より

www.jetro.go.jp

 

確かに現在は食料品の多くを輸入に頼っていますが、もともと江戸時代にも3000万人の人口はいたといわれ、緑に恵まれる豊かな大地に日照率も高い風土のため、国土の狭さの割には自給率も上げることは可能でしょう。

地震と台風が多いことをのぞけば、かなり肥沃な土地の部類なのではないかと思いました。