特に詳しくは触れませんが、
大まかな流れは、
アメリカとロシアがゴルバチョフの時代にNATOはヨーロッパ側から東側へ拡大しないと約束をする
↓
ジョージ子ブッシュがアメリカ大統領の時代にその約束を破ってウクライナとグルジアをアメリカ側がNATOに勧誘する
(この時期にバルト三国やルーマニアがNATOに加盟)
↓
現在バイデン政権になってからアメリカ側がウクライナをNATOに勧誘する
という流れであります。
ウクライナをNATOに引き入れるとアメリカ側は何がいいことがあるかといえば、ロシアの首都モスクワをゆうに短距離ミサイルの射程圏内に入れることができます。
これはイメージでいうと、北朝鮮の位置より近くに、(なぜか毎回ミサイルが海に落ちる北朝鮮とは違って)東京にある政府に対して本当に敵意をむき出しな人たちが所有する軍事基地を置くことが可能になるようなもの、ということです。
ところで北大西洋条約機構ってあまり軍事っぽくないネーミングですね。