荷内思考開発所

ありがちなことばでありがちなことものを考えてみる

2013-01-01から1年間の記事一覧

アンドロイドが夢見るのは電気羊なのだろうか/意外とふわふわな羊を数えて安眠するのかもしれない、という駄文。

少し前のニュースであるが、人工知能について、興味深いニュースがある。 「東ロボくん」、センター模試の偏差値は45 : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20131125-OYT8T00555.htm 大学入試のペーパー試験に特化し…

創作の倫理観についての問題には肩入れしにくい 2

前記事では、模写をパクり(盗作)だとするならば、そもそも模写は悪か?という話につながってしまう、と述べた。 ○果たして模写は盗作なのだろうか 模写では完璧に同じ線を写すことは出来ないとされている。つまり、コピーではない。 絵を描く人の間では、…

創作の倫理観についての問題には肩入れしにくい 1

昨日あたりから、ある件をもとに、写真から絵に起こすことについてのトレス・パクりについての話題が持ち上がっている。 おおまかな筋はこうだ。 ある人が頑張って撮った写真をもとに、別の人が無断で模写をして、それを写真を撮った人に無許可で公開・販売…

人間は学習しすぎるとリセットされる生き物である

どうして人間はこうも愚かなのだろうか。気をつけていると言っておきながら約束を忘れ、遅刻をし、自分でたてたスケジュールすら守れない。さらにいうと朝、起きなきゃと思いながら二度寝する。 人間などと大きくくくるなって?それはお前だけだって?そうか…

昨日は記事を更新しなかった

昨日は一日、本ブログの記事を更新しなかった。 本ブログ目的は「とりあえず何でもいいから文章を書き続けること」であったが、数日目にして、さっそく断念してしまったのである。三日坊主はのりこえられたが、一週間とてもたなかった。 この原因について、…

日本語と漢字仮名交じり文~1

昨日は日本語の文章の構造についての話題だったので、関連して日本語について調べたところ、興味深いブログを見つけた。 ひらがなせいかつ への いざない - ぼんやりと考えたこと 「ここのところ、ぼくは かんじを いっさい つかわずに せいかつする という …

日本語の文章の構造の基本とやらに則って文章とやらを書いてみようと思ったらぶちあたった軽やかな壁

昨日まではえんえんと、僕がこのブログをどのように運用するかという抱負を語った。 そこで、今日からやっと内容らしい内容のある文章を書こうと思う。せっかくなので今日のブログは、基本的な文章の構成方法とは何かを調べ、それに則って何か書こうとでも思…

個人情報を記さずに、当たり障りのないテーマを書く難しさ~3

昨日の記事では、広義の個人情報(その人がいつ、どこに行き、何を見聞きしたか、といった日記的な情報も含む個人に関する情報)を記さないで、文章のテーマを探そうとすると、そうでない場合に比べてだいぶ制約が増えるという話をした。 それでは、そのよう…

個人情報を記さずに、当たり障りのないテーマを書く難しさ~2

今日は前記事の、〈個人情報を記さずに、当たり障りのないテーマを書く難しさ〉の続きについて書こうと思う。 前の記事では、僕は当ブログでは、文章を上達するという目標の為に、僕個人がどういう人間であるかについて語るのは極力避ける方針でいく、という…

個人情報を記さずに、当たり障りのないテーマを書く難しさ~1

さあ、待ちに待ったブログ再開からの3日目である。 そろそろ投げ出しそうな気になっているので、やはり今日もたわいもないテーマについて書こうと思う。 〈個人情報を記さずに、当たり障りのないテーマを書く難しさ〉について。 このブログでは極力個人情報…

つづけるためのしくみを考えてみた。~ライフハック風~

僕は、やり始めたタスクを最後までやりとげず、 こつこつ継続できずに放り投げてしまうのだけは、大得意である。 そこで、今回の、「ブログをなるべく続けて執筆していって、日本語力をつけよう」というタスクも、いまにも放り投げてしまいそうな気分である…

やらなければうまくならない。

僕は、多分ひとよりも何かと、ちょっとだけ器用なんだろうと思う。 だから、他の人が2週間かかることでも、1日2日で、それなりに習得することができる。 しかし、ちょっと器用なだけでは、所詮それまでにしかならないのだ。 文章も、思ったことを論理だて…

しばらくご無沙汰していました(有言不実行の理由)

しばらくご無沙汰していました。 以前、「とりあえず継続することの練習の為に、二日ごとに記事をアップしていこう」と表明しましたが、その後すぐに、記事の行進を止めたままになってしまっていました。 実はこのブログは、ある目的のための練習用として、…

他人からのフィードバック

古くから、もしくは新しいけれど気の合いそうな友人さんと会って飲み食いして話をするとき、サシだったり少人数で現状報告的な話をするとき、大体自分からは誰に対しても大枠でいえば同じような事を言っている気が、喋りながらぼんやりするのですが、それに…

ピンと来るもの~できるできないの探し方~

自分のやりたいこと、やってみたいこともののなかで、「さあ、どれが現実的に自分にできそうか」を考える時、貴方は何を重視しますか? 僕は(少なくとも今の自分は)それが、興味があるかどうかよりも、ピンと来るか来ないかで選ぶことをなるべく基準にした…

文章と価値 バイト探しと引っこみ思案スパイラル

ネットのライター系求人を見ていて思うのだけれども、一記事百円前後の価格帯のものがかなり多く、通常のアルバイトと比べても安く見える単価に、応募を戸惑ってしまうのは自分だけだろうか。 安いというのは、それだけ内容や質はあまり問われないことの裏返…

驚くべき人間の忘却力について。その2

先ほど、驚くべき人間の忘却力について。その1 http://niiuchi.hatenablog.com/entry/2013/04/21/012318にて、 …これほどまでに、あっさり考えていることやその時点での軸は変わり続けるのに、全体として自分はずっと昔から今と同じ自分だった気がするのは…

驚くべき人間の忘却力について。その1

その1、と書いたが、その後に続く葉どうかはわからない。 今日は最近の自分の行動を思い返して気付いた(実感した)、人間の忘却力について、語ってみようと思う。 最近、数日単位で目まぐるしく自分の内に秘めいている軸がどんどん回転して行っているとい…

枯れつつある価値観の枝葉と充実感の蕾、前進意欲

興味があったものごとが急に色あせて見えてくる瞬間ってのは、それはある種の価値観の転向が自分の中で起こっているサインなんだろうと思う。 その時分は確かに不幸に感じるかもしれないけれども、それは自分の中の凝り固まった価値観の何かがうろこのように…

変化を肯定するか受け入れるか、それが正しいのか。

ちょっと所用で、以前書いた文章記事やショートエッセイのようなものをかき集めることをしていたのだけれども、目で過去の文字の羅列をスキャンしながら、やっぱり人間ってどんどん変化していくんだな、と思う。書きとめてさえいなかったら、そのことにすら…

せっかくの機会だし継続しなくちゃと思うけれど

少し真面目な内容を書くためのブログを開設して、はや1週間ぐらいかな。 文章の練習として始めた面も大きいし、折角だから継続してみようかと思ったけれど、 「少し真面目に」「読める文章で…」と意識すればするほど、投稿する気力が失せていく。 多分、意…

今わからなくてもいい ~「わかる」の段階と時間軸~

先ほど、「解る」には二種類の解るがあると書いた。 ◎論理的な意味で構造が把握できた という解る ◎直感に響いたという 解る しかし、ここには時間軸が含まれていない。 「解る」という現象の説明については上記の二つでいいと思うのだけれど、 普段日常生活…

僕は文章が書けない~ブログを書いて気付いたこと1

はてなブログでいくつか記事を書いてみて思ったことだが、 自分は自分で思っていたより、人に伝わる文章を書くのがうまくないようだ。 多分、エネルギーを割いてもらえれば読むことのできる文面にはなっているとは思うけれども、じゃあ、全く違う価値観の人…

悪の華 というアニメを見て思ったこと (嫌悪感というフックの在りかから自分を知る)

昨今話題になっている 『悪の華』という漫画のアニメを見て、久々になんとも言えない嫌悪感のような物を感じた。 気になる、というのは、おそらくそのステージに近い所、そして、そこから少しでもあがかないと足を引っ張って引きずりこまれるような段階にい…

就活難への改善策を指摘されてる多くのコンサルさんやブロガーさんに対して20代の自分が思うこと~その4~

多くの若者が「高望み」ともとれるエントリーをし続ける二つ目の理由についてです。 先ほど述べたのは、若者自身の意識の問題でしたが、それ以外にもあるのです。 若者自身はとくに就職先にこだわっていなくても、親世代が子供により良い暮らしをさせようと…

就活難への改善策を指摘されてる多くのコンサルさんやブロガーさんに対して20代の自分が思うこと~その3~

《前記事の末尾の再掲》 就職難にあえぐ若者に対するこのような提案をよく見かけるようになりました。 「べつにその仕事にこだわらなくたっていいじゃない。人生の価値はそれぞれだ。もっと楽につける仕事(ただし、世間的に地位があまり高くなかったり、出…

就活難への改善策を指摘されてる多くのコンサルさんやブロガーさんに対して20代の自分が思うこと~その2~

先ほどの記事は背景説明でした。こちらでは本題に入ります。 端的にいえば、若者が就活で(以前に比べて)苦戦しているのは、市場経済の構造変化が原因だろうということでした。 つまり若者世代の能力が以前の採用されやすかった世代に比べて劣っているから…

就活難への改善策を指摘されてる多くのコンサルさんやブロガーさんに対して20代の自分が思うこと~その1~

珍しく直球なタイトルです。 最初にいくつか、僕がなるほどと思うブログを貼らせてもらいます。 ◎ノマド研究所:就活うつ自殺:「甘ったれるな」も「全員が正社員になれる社会を」も両方違う。 http://nomad-ken.com/68 ◎ 【就活で就職目指すのは負け組】 普…

もうひとつのブログの開設理由

先ほどブログの開設理由は、自分のその時に書いたリアルタイムな思考を責任を持って記録できる場を確保すること、でした。 でも、そのほかにも思う所があって。 端的に言うと、就職難における若者を渦巻く状況、それに対してアドバイスするコンサルさんやブ…

言葉の賞味期限をとっておく(責任編)

人はつねづね変わっていくものなのです。 でもね、今まで思考自体はそんなに一人の人間の中で入れ替わっていったりなんて しないものなんじゃないか と思って安心していたんだよ。 けれども、昔の日記を読み返すと、今の自分と大分違うこと言っているなって…