荷内思考開発所

ありがちなことばでありがちなことものを考えてみる

個人情報を記さずに、当たり障りのないテーマを書く難しさ~1

さあ、待ちに待ったブログ再開からの3日目である。

そろそろ投げ出しそうな気になっているので、やはり今日もたわいもないテーマについて書こうと思う。

〈個人情報を記さずに、当たり障りのないテーマを書く難しさ〉について。

 

このブログでは極力個人情報につながるようなことは書かない方針でいる。

ここでいう個人情報というのは、「今日何をたべた」のような些細な日常の記録から、僕が今社会のどの位置にいて、何をしていて、年齢がどうで何人であって……といったいわゆる個人情報らしい個人情報までをも含む大雑把な概念として使っている。

なぜ個人情報を記すのを避けているかというと、このブログを書き続ける目的は、読みやすい文章を書けるようになることである。

上記のような大きな意味での個人情報をどんどん開示していくと、それに伴って読者は(もし読者がいるとすれば)筆者がこういう背景でありこういう立場の人間であると認知する。それにつれて、全部読まなくても僕の文章の断片から、この記述はこういう意味なのではないか、と推測されることが可能になってしまい、そうすると、僕はどうしてもその相手の読み取り能力に甘えてしまうのだ。つまり、適当にキーワードやその分野の特有の言い回しを(配置順番=論理構成のみに気を使いながら)配置し、読者に対して、「筆者はこういう背景を持っているからこの文章はこういう意図であろう」と読み取ってもらうことを期待してしまうのだ。

それでは僕の記述力は伸びない。

 

そうしたある種の甘えによって僕はなんとなく周りと意思疎通ができるまますごしてきてしまったが、そろそろそのある種の甘えを伴った文章以外も書けるようになりたいと思い始めてきたので、ここで、セキュリティ面以外の問題から、本ブログにおいては、当面(僕の目標が達成されるまでは)上記の個人情報はなるべく記述を避けていきたいと思っていることを表明したいと思う。

 

(といいつつ…明日にでも撤回してしまいそうだが……)

(とはいっても、過去の記事ではこのブログの運用方針が少し違ったので、興味があれば多少の上記の「個人情報」をあさることは可能であるが)