荷内思考開発所

ありがちなことばでありがちなことものを考えてみる

思っていたより、強烈な刷り込みだった―。アポロ11号の月面着陸の歴史から

今まで全く疑いもせず、アポロ11号は月面に着陸し、人類は当時月に降り立ったのだと漠然と信じていた。

いや、それを否定する人の存在は知っていたが、むしろそちらのほうが根拠をでっちあげている感じていた。

 

キューブリック2001年宇宙の旅をみて、1960年代当時の技術でも、

リアルな宇宙空間の映像が作れるのだなあ、と知ってからも、

あまり人類月面着陸の映像が捏造だとは、思えなかった。

 

しかし、ふと、技術の発展史から考えて、「当時の制御工学のレベルで、機体に傷を付けずに安全に着陸することが出来たのか?」という疑問がよぎったのである。

 

近年、二千年代に入ってから、いくつもの探査機が火星や土星の衛星に着陸した探査機の様子が報道された。

そのイメージ映像(どのように着陸するか)を見たことがあるが、たしかSFのように逆噴射して減速しながら着陸するものだった。これは現代の技術である。

 

アマゾンの小包をリモコン飛行機で飛ばすという話が現実可能になってきた、

現代の技術である。

 

一度だけ、宇宙飛行士の人と話す機会があったが、その時の僕は気の利いた質問は何一つ思いかばなかった。

今後、聞き返す機会があるなら、ぜひ聞いてみたい。

当時の技術で、アポロの着陸は本当に可能だったのだろうか?と。

 

まあ、本当に20世紀の人類の月面着陸があったものかどうかは、今後の科学が否応なしに明らかにするのだろう。

そこに恣意的な操作が入らないとしたなら。