荷内思考開発所

ありがちなことばでありがちなことものを考えてみる

クラウドファンディングについて、実のところこんなことが起きていました。 ~その1

こんにちは中野です。

そろそろ、いつもの匿名テンションに戻ろうかと思いましたが、とはいえ、もうすこし書いておきたいことがあったので、アニメを作ってる人という体でもう少しだけブログを更新してみようと思います。

 

今回、2017年 4月~5月末まで、自主制作アニメの制作資金クラウドファンディングを行ってみまして、クラウドファンディング業界の不思議な常識に遭遇し、さらに今回ちょっと奇妙な事例にも遭遇したのでそこから身をもって感じたことをかいておこうかなと思います。


実を言えば、私はクラウドファンディング会社さんの勧めを断り、セオリーを無視した結果、4月2週目にはクラウドファンディング失敗がおおむね確定しておりました。
4月中旬にサイト修正等を大幅変更しておりましたが、それは、せっかくの機会なので実地経験を踏まえた社会勉強としてサイト制作の勉強をするかー…といった趣旨のものであり、それ以上の意味合いはありませんでした。(勉強にはなりました。)


どういうことかといえば、一般にクラウドファンディングは身内知り合いの支援が3~6割を占めるそうでして、それは有象無象の情報では目に入れてたことがあったものの、まさかこんなまさかこんな大手のまともそうなサイトさんがそんなやり方を推奨しているとは思っておりませんでした。

 

そして、クラウドファンディング会社さんから、「最初の週に達成額の25~50%(100~200万)を集めて欲しい」と契約書を提出した後の準備期間に伝えられまして、その、有象無象の情報は本当だったんだなということにまず驚き、だとすると、400万円という目標設定金額からして、私のリアル友人知人では無理だなーと思いまして、まずクラウドファンディング自体を達成するのは難しいだろうな……という感想を開始する前にいだいておりました。




www.shellbys.com

 

私のリアル友人は、私とご飯を食べることにはお金を払っても、アニメや漫画そして私の活動や創作物には興味がない人が多く、今回はリアル友人には一銭も支援のお願いはいたしませんでした。「起業志向の中野」には興味がある友人はいますが、そもそも未完成のコンテンツにお金を出すという発想を持ち合わせていた友人はそのぐらいですね……。
(創作物に興味を持ってくれた友人には実務的な物を手伝ってもらったので、お金の代わりに労働力をもらっていた、というのもあります)

そもそも100~200万円を身内友人から集められるのだったら、手数料分が勿体ないのでクラウドファンディングせずに直接集めますし、見ず知らずの仲介業者を安くない手数料を払って依頼するということはこちらとしては、見ず知らずのお客さんを集めてくれる意味合いがあるのかと思っていたのですが、思ったよりそういった宣伝集客効果も大きくは働かないようです。

 

結局のところクラウドファンディングプラットフォームという合法的な前払いチケット購入場所を整備してもらった以上の意味はないのかな、というのが使ってみた感想です。

 

ということで、身内支援によるスタートを行わなかったため、おそらく失敗するだろうとは思っていたのですが、とはいえ、「もしかしたら上手くいくかも…」という可能性を消すため、クラウドファンディングは開始することにいたしました。
(また、お世話になっていた東京商工会議所の方にも、創業融資へ応募するより、まず最初にクラウドファンディングをやった方がいいのじゃないかとすすめられたのもありまして、厳しかろうがまず「やってみる」という選択肢で考えておりました。)

そして、4月中旬には、10万円弱でストップという、予想通りの厳しい状況になりました。

本来の私のクラウドファンディングはそこで終わっている予定でした。

 

そこで、4月末~5月にかけて、不思議な自体がおきました。
急に50万円コースに支援が入りだしたのです。


長くなりそうなので続きます。

 

 

 

 

(なんでこんなタイミングでクラウドファンディングを試みたかといえば、制作資金の貯金が尽きたからですね…。「ご利用は計画的に」じゃないですけど、「創作期間の確保は計画的に」という感じです。6月に回った金融公庫の創業融資も立て続けに落ちたので諦めてほかの事で生計たてます。アニメが無事完成するかは私もよくわかりません)


(ちなみに2014年の出来立てベンチャークラウドファンディングについては、同じ大学の企業支援セミナーで知り合ったので、大学の部活ぐらいのノリで、『スタートアップのネタに私のコンテンツ使ってもいいですよ』と好意的に提供したのですが、私自身は、まず失敗するだろうなと思っておりました。10万はいったら御の字では…と思っており、クラウドファンディング開始後に、『やっぱり失敗しそうですね』とクラウドファンディングプラットフォーム側のベンチャー社員に伝えたところ、『最初のうちは会社のほうで補填して無理やりでも成功させる予定だ』『えぇ……』『すでに契約書にサインが押してある』『えぇ……』となった感じでした。大学の公式授業内で知り合って推奨されたサークルノリ程度の起業であっても、他社の契約書のハンコは気軽に押すものではないな……と学ばされた一件でした。)