荷内思考開発所

ありがちなことばでありがちなことものを考えてみる

驚くべき人間の忘却力について。その1

その1、と書いたが、その後に続く葉どうかはわからない。

 

今日は最近の自分の行動を思い返して気付いた(実感した)、人間の忘却力について、語ってみようと思う。

 

最近、数日単位で目まぐるしく自分の内に秘めいている軸がどんどん回転して行っているというか、何を優先して自分がこれからどう生きたいか、について考えれば考えるほど、自分というものがぐるぐると落ち着きなく廻っていく現象に遭遇している。

 

比喩ばっかりで、何言っているかわからないですね。

ひとことでいえば、「物事に抱く感想や意見がころころ変わりすぎて、自分でもその変化の速さ(スピード)に戸惑っている」感じ。

 

数日でこんなに変わるということは、もう一~二週間、一か月前となると全然別人なわけです。

それで、当時、信条にしていたような事柄も、今は、あっさり否定してしまったりするんだよね。当時には当時の理屈はあったけれども、今には今の、新しく得られた情報をもファクターに追加した根拠を持って。

どちらが悪いというわけではないけれど、これほどあっさり、以前の感覚を忘れるものか、と我ながら驚いている。

 

…これほどまでに、あっさり考えていることやその時点での軸は変わり続けるのに、全体として自分はずっと昔から今と同じ自分だった気がするのは、なんでだろう。

「忘れてもう変わってしまったこと」すらも、忘れてしまったり、しているのかな。