荷内思考開発所

ありがちなことばでありがちなことものを考えてみる

無駄ではない、多分。

自分の行動によって未来は変わるのかと言えば、先人の行動によって変えられた現在の恩恵を何重にも受けている身としては、やはり自分の行動によって未来はいい方向に変えられるのだと思う。例えば僕が、(僕の分野では)現代日本では若者の夢を支援する機構…

退職エントリを書こうとしたんですが、後半人工知能と認知の話になってます。

二月下旬に、勤務していた映像制作会社を辞めました。 バズ狙いの退職エントリみたいなものを書きつつ記事の下のほうに今後の個人事業(受注業)のリンクでも貼って誘導でもしようかと、小賢しいことを思った時期もあるのですが、気乗りがしないのでやめまし…

正気とは

週に一回~二回ぐらいずつ正気に返っている気がするのだけれど、 その時以外の自分はまあまあ給与所得者として社会適合している感じがする。 しかし、ふと、冷静になって考えてみると、やはり自分は流されているだけなように感じるのだ。 うすうす感じていた…

冷静に考えると仕事(人に従事する労働)したくない

ふと冷静になるといつも思うのですけれども、冷静に考えると仕事(人に従事する労働)したくないなって思います。 やめたいんですけど以前本当に(労働者として)働いてなかった時に収入がなさすぎて心身の不調が本当に出ていたので、それは避けたくはあるん…

無題

10代の頃は、成人式前後を乗り越えられなかったら普通に自殺では?とは思ってたんですけど、思ってたより自分が非常に頑固だったというか、「これは譲らないぞ」という防衛ラインが思ってたよりはっきりとしてたので思ったよりその機会には恵まれませんで…

漫画や小説、映画などの表現物のタイトルの具体性によって、その世界観の広がりの上限が決定されるという話。

作中世界の広さとタイトルについて 世間にある漫画や小説、映画のタイトルを大まかにみていくと 世界観の狭さから順に 1. 具体的行動を文章で書くもの てきとう例「ゴスロリメイド宇宙人が俺の部屋(まいるーむ)に居候を始めた件」 2. 登場人物がタイトル名…

人間と仕事。「人」の「間」と「仕」える「事」。そして資本主義への敗北。

人間と仕事。「人」の「間」と「仕」える「事」。そして資本主義への敗北。 抽象的な話をしよう。見果てぬ夢の先には何もなかった。 今はそんな気分である。 よく、お金になる活動はそれ以外に比べて「価値がある」といった趣旨の主張を見かける。なんなら自…

天賦人権論とは

天賦人権論とは生産力の過剰だと考えています。 ちゃんと言葉を使うとすれば、「人類の生産力の総体が人間集団を維持するのに充分であり、基本的に余裕のある状態」だからこそ、成立する思想かな、と思うのです。 私たち21世紀の人間は、四大文明の形成後…

二十前の自分へ

そろそろ二十代後半になって大人と呼んでもいい年齢の大人に差し掛かってきたので、過去の自分が思っていたことと現実で得た経験を照らし合わせて答え合わせのようなものを書いてみようと思う。 変わってないこと 1)世界はクソだ。というか僕という存在と…

制作動機:

制作動機: よくわからない。けれども、創る。

「それは甘え」という言葉にどんな意図があるのか。

社会人というか、とりあえず会社員というものになりました。一ヶ月弱というところでしょうか。 驚きました。 初週に、今まで使っていた靴が見たことのない履き潰れ方をしました。 二週目に、目が霞み、視力が急激に低下して焦りました。(元に戻しましたので…

しらぬまに人を傷つけている。

不特定多数の人が見る、そして人が多く集まる場で何かを、「公言」することは、知らぬ間に人を傷つけてしまうリスクを孕んだものでしょう。 スマートフォン等が普及し、誰でもコメントやSNSなどの発言をすることが容易になった現代でも、人間の認識はそう急…

自死について。

音楽の海というのは不思議なところで、時折、暗に自死をほのめかすような歌詞を爽やかなサウンドに載せて語る曲に出会うことがある。そういう時、自分は気付くようになったのだ。『あ、この人は、本当の自殺衝動を、知っている』と。 物語や、メディアでは、…

見果てぬ夢の先には何もなかった。というのはこんな気分だろうか。

ちょっとした田舎に住んでいる。 近くに川があるのは以前から知っていたが、実際に行ったことはなかったので、自転車で少しいってみることにした。 確か、川にはサイクリングロードが併設されていたはずだと思った。 むかう途中までは左右の往来を田舎の風景…

一回はずしたボタンを別のシャツ(布)にかけなおす作業をしている。

一回はずしたボタンを別のシャツにかけなおす作業をしている。 ―数年前、既に着せられていたシャツからボタンをはずし、命綱をつけているかつけていないかすれすれのところで、空を跳んだ僕は、どうなったかといえば、一回はずしたはずのボタンを別の布にか…

割とショックな出来事 ー現代社会的応編ー

映像で粘ろうとアルバイトを探していた所、 採用面接は通ったのに、身元保証人が立てられないことで採用が取り消しになったのはわりとショックな出来事でした。 現代社会、うわー。

自分の作品を作っていると虚無に飲まれそうになる。

一人パソコンに齧りついてただひたすら線を引き、自分のアニメを作っていると虚無に飲まれそうになる。 ―そういう不思議な感想を抱いて、思ったのです。 それ、自分が長年望んでいたことじゃないか、と。 誰からも必要とされない、まだ誰も知らない作品を作…

テーマ作文書いたので貼っておきます。

『科学の魅力』というお題のテーマ作文を書く機会があったので、ブログの方にも公開しますね。 科学は、誰かが提唱した概念を、別の誰かに継承することができる装置である。 つまり、新たに誰かが提唱した新概念が、科学的思考の範囲内で説明がつけられる概…

雑考

以前ならブログか何かに文章でまとめていたであろう様々なことの感想を、どこにも表明しなくなってから久しく経ちました。 それでいいと思ってはいたんですが、人間の忘却力はなかなかのもので、自分も例外でなかったようです。以前自分が何を考えていたかす…

読んでる漫画近況報告的なことを、しようかなと思って

Y十M柳生忍法帖 6巻まで読みました。 おもしろい!! 仮面ライダー平成ジェネレーションズFinal みてきました。 熱い!おもしろい! fate zero みはじめました。 おもしろい…! 面白いことはよきことかな ------------------------------------------- (…

零落(著:浅野いにお) を読みました。 昔は作者のファンだったなあ、と、今は変わったなあ、と。

こんにちは。 久しぶりに本屋さんで浅野いにお氏の最新作、『零落』を手に取り、購入して読みました。 昔は好きだったけれども、今読むとその感覚が分からなくもないものの、といっても、完全に同意することは出来ず、おそらく自分が、「変わったのだなあ…」…

あけましておめでとうございます 2018

2018年になりましたね。 どこにも思ったことをかけないというのはなかなかこたえるということで、 今後はブログにいろいろ書いていこうかなーと思います。よろしくお願いします。

疲れたなあ…

疲れたなあ…それだけ

若さゆえの勢いという価値

今年、2017年は自分にとって二十代前半に突っ走ったことの尻拭いをしている年でした。 私がいまいち今うまくいっていないのは、「本来40代50代になってキャリアをつけて業界での立ち位置を身につけた人」がようやく手にできる仕事、ポジションを若い…

お金の価値の重みについて実感したこと…

私は個人的に思うのですが、アーティストのCDや、アニメの円盤を数千円数万円で買うときって、すごい気に入った作品じゃないですか。 円盤を買うって、相当なことだと思うんですよ。 お金っていう指標に直されてしまうと、 お金持ちがアニメに興味なくて払っ…

お金を集めるのが究極的に下手

アニメ『雨上がりの虹』を作っています中野です。 お金を集めるのが究極的に下手なので、 クラウドファンディング(目標400万)に失敗し、 事業融資による資金調達も失敗しました。 以上です。

【漫画】電子書籍販売開始しました。

電子書籍販売開始しました。内容紹介 『朝、起きたら身体にぽっかり穴が開いているような気がした―』 (「カラナカ」から)Web上で公開済みの漫画「カラナカ」を初めとする、身体の底から渦巻くような不思議な感覚世界を描いた短編漫画作品集 三編+αを電子…

労働市場に参入しないと生活できないというシステムについて

これは私が前々から思っていたことなのですが、基本的に、今資本主義の世の中では、多くの人が『労働市場に参入しないと生活が出来ない』と教え込まれ、思い込まされています。 実際はそうではなく、なんらかの方法で『お金』という名の信用を持っていれば生…

創作の目的はシンプルでいい01

創作の目的についてあれこれ考えていましたが、結局――僕はこれを面白いと感じる。みんなはどう思う? それでいいかもしれない。あるいは、――僕はこんな世界を理想像としたい。どうかな?こんな風な未来、めざしてみたくない? こんなの、どうかな。

何のために創作をしているのかを最近ずっと考え続けている。 

子供の頃は、(ただ学校の授業が退屈だからと)何も考えずに、 青年期の頃は、ただこれが僕に出来る「発言」手段だからと、 そうやって物語を作り続けてきたわけですが、今、いわゆる大人といわれる年齢になって、今まで揺るいだことがなかった、「何のため…